熱戦の果てに:古江彩佳の惜しい2位と渋野日向子の粘り強さが魅せたショップライト・クラシック
熱戦の果てに:古江彩佳の惜しい2位と渋野日向子の粘り強さが魅せたショップライト・クラシック
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2024年6月9日、ニュージャージー州シービュー・ベイコースで開催された米女子ゴルフツアーのショップライト・クラシック最終日。注目を集めたのは、日本から参戦した古江彩佳と渋野日向子のプレーでした。
古江彩佳の惜しい2位フィニッシュ
古江彩佳(24=富士通)は、7位からスタートし、6バーディー、ボギーなしの65という見事なスコアで回り、通算13アンダーまでスコアを伸ばしました。特に最終ラウンドでは、安定したショットとパッティングを見せ、プレッシャーのかかる場面でも冷静さを失わずにプレーしました。しかし、1打及ばず2位に終わり、22年のスコットランド女子オープン以来の米ツアー2勝目を逃しました。
コースレコードとなる60を叩き出したリネア・ストロム(27=スウェーデン)が通算14アンダーでツアー初優勝を飾り、その圧倒的なパフォーマンスが古江の優勝への道を阻みました。ファンからは、「古江さん単独2位ですか、素晴らしい。次の試合でも大活躍を期待しています」といった声が上がり、彼女の次戦への期待が高まっています。
あるファンは、「古江さんは今回の結果でパリオリンピックへの道が開かれた。畑岡さんを抜いて2位にランクインし、オリンピック出場に一歩近づいた」と、その活躍を称賛しました。
渋野日向子の粘り強さと挑戦
渋野日向子(25=サントリー)は27位からスタートし、最終日に5バーディー、3ボギーの69で回り、通算7アンダーとして、ホールアウト時点で暫定17位に順位を上げました。特に強風の中でのプレーは難しく、彼女は出入りの激しいゴルフを展開しました。13番までで3バーディー、3ボギーを記録し、16番で1メートルのバーディーパットを沈め、最終18番でもバーディーで締めくくりました。
インタビューで渋野日向子は、「最後の方はちょっと疲れて、ショットが荒れていたけど、やっぱりグリーン上がもったいない2日間だった。先週からの疲れもちょっと残っているのかなと思ったし、足が重たかった」と振り返り、前週の全米女子オープンで2位に入った疲労が残っていた様子を明かしました。
Video: https://youtu.be/-iTTP2lLIZA