2つのスウィング軸と3つのグリップが作るスウィングの個性とは!?【吉田洋一郎「あなたの“スウィングタイプ”はどれだ!?」/ゴルフレッスンプラスvol.4】
垂直軸と前後軸という、2つのスウィング軸を正しく回転させるための、身体の使い方と力の出し方を紹介します。
垂直軸を優先した回転方法は、竹とんぼのように身体を回転させます。
その回転をスムーズに行うポイントは「足の裏」の動きです。
バックスウィングでは右足のカカトと左足のツマ先に力をかけ(体重を乗せ)、ダウンスウィングでは逆に右足のツマ先と左足のカカトに力をかけます。
腰や肩を回そうとするのではなく、この「足の裏」の互い違いの加重移動により、効率よく垂直軸を回転(=身体を回転)させることができます。
前後軸を優先した回転方法は、肩を上下に動かすようにして(肩の縦回転により)、身体を回転させます。
バックスウィングでは、右足を踏み込んで生じる地面からの反発力(=地面反力)により肩が縦回転し、右肩が上がり左肩が下がります。
切り返しからダウンスウィングでは、左足を踏み込んで生じる地面からの反発力により、右肩が下がり左肩が上がります。
この身体の上下動によって、前後軸がスムーズに回転します。
「ストロング」、「スクウェア」、「ウィーク」の3種類のグリップによっても、スウィングは変わります。
3つのグリップの違いが一番出るところは、スウィングのリリースポイントです。
右手のひらが上を向き、グリップを下から握る「ストロング型」は、フェースの開閉が少なくなります。ヘッドを返す意識を持たず、フェースの向きを保ったままインパクトしてフォロースルーを出すような感覚になります(リリースが遅い)。
右手のひらが下を向き、グリップを上から握る「ウィーク型」は、ヘッドを積極的に返すような意識が必要になります。リリースは右腰あたりの早いタイミングで行います。
グリップを真横から握る「スクウェア型」は、自然なフェースローテーションがポイント。腕や手を使ってヘッドを返そうとせず、身体の動きに合わせて勝手にフェースがローテーションするような意識でスウィングしてみましょう。
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